LOCAL WOOLEN COURT 国産ウールカーペット 正円Φ1200

◇Collection 02 / LOCAL WOOLEN COURT

世界には3000種類もの羊が生息し、馴染みのある白い羊だけではなく、ブラウンやグレーの羊もたくさん生息しています。また羊毛はそれぞれの種類により、柔らかさや膨らみの違いがあり、ラグにしたときの感触が違います。その違いとウールの良さを最大限に引き出したのが、このセカンドコレクションです。

産地は、オーストラリア、ニュージーランド、スペイン、ノルウェー、イギリスの５ヵ国。羊の種類による毛色の違いで、計６種類からお選びいただけます。また形は長方形、正円、楕円から。サイズも豊富にございますが、もし希望サイズがない場合はカスタムオーダーで作ることもできます。

種類によって、表面のパイルがループ状のタイプとカットされたタイプがありますが、どちらもみっちりと目が詰まっているため、素足で踏んだ時にウールのもっちりとした弾力を感じることができます。厚みは1cmより少し厚めでしっかりした印象。カットループのタイプは、触り心地が非常になめらかなため、ずっと触っていたくなるような質感です。

このシリーズは柄のない無地タイプ。色味もグレイッシュで上品な雰囲気なため、ラグをシンプルにまとめたい方にピッタリです。
この商品はハンドタフテッドという1本ずつ手で刺繍されるカーペットで、密度高く仕上げており、長くご愛用いただける商品です。

職人が織る、最上級ウールラグ

1962年の創業以来、５つ星ホテルや官公庁施設の敷き込み用カーペットを手がけてきた堀田カーペットが手がけるウールラグブランドが、今回ご紹介する"COURT"です。"TAILOR-MADE CARPET"をコンセプトに、ウールカーペットのある快適な暮らしを広めるため、ファッションのエッセンスを取り入れたデザイン性の高いラグを展開しています。

COURTの商品は主に「ウィルトン織機」という機械をつかってつくられています。この機械は1800年代のイギリス産業革命の時代に開発された歴史的な織機。今や全国でも20台くらいしかなくなってしまった貴重品です。堀田カーペットでは50年ほど前に日本で生産されたウィルトン織機を何度もメンテナンスをしながら大切に使用しています。

ウィルトン織機で作られるウィルトンカーペットは、手織絨毯の風合いを機械織りで再現したカーペットと言われ、機械織りで最高級のカーペットです。「織工」と呼ばれる職人が１台に１人必ず必要で、機械が織るのではなく人が織るのを機械が手伝っていると言われるほど、手仕事がなければ織れない国産カーペットをつくっています。

汚れにくく、汚れが落としやすいウールは、嬉しい機能いっぱい

堀田カーペットでは、全ての商品にウール（羊毛）を使用しています。ウールと聞くと、夏場に暑いのではと心配される方もいますが、天然繊維であるウールは調湿機能を持っているため、冬暖かく夏はさらりとお使いいただけます。

また、何より嬉しいのが「撥水性」があり、汚れにくく汚れが落としやすいこと。これは、ウールだけが持つ特長であり、子育て世代には非常に嬉しいポイント…！牛乳やジュースをこぼしても、慌てず水気を吸い取るだけ。さらに「遊び毛」と呼ばれる短い毛が抜けることで、掃除機をかける度に付いてしまったシミや汚れもだんだん落ちていくという性質があります。

高級ホテルのロビーや宴会場などでは敷き込みのカーペットが多く使われていますが、汚くなっているカーペットは見たことはありませんよね。 長く美しく使えるカーペットが「良いカーペット」だと考える堀田カーペットの作るラグは、毛足が短くパイル（毛）の密度が高いため耐久性に優れ、ゴミが中まで入りにくくなっています。日常のメンテナンスは、掃除機をかけるだけ。表面の毛玉予防のためにも、硬めの電動ブラシでしっかりほこりや小さなゴミ、パイルの毛埃（遊び毛）をしっかり掻き出し、強い吸引力で吸い出すようなお掃除を推奨しています。