CARL HANSEN & SON(カールハンセン&サン)の歴史

CARL HANSEN & SON(カールハンセン&サン)の歴史

はじめに

CARL HANSEN & SON(カールハンセン&サン)は、1908年デンマークのオーデンセで創業した家具メーカーです。創業者カール・ハンセンが抱いた卓越した職人技への情熱は、今日の製品にも脈々と受け継がれています。特にデザイナー、ハンス J. ウェグナーとの協働はブランドの歴史を象徴し、「CH24(Yチェア)」をはじめとする数々の名作を世に送り出してきました。伝統的なクラフトマンシップと最新技術を融合させ、世代を超えて愛されるデンマークデザインのアイコンとして、その哲学と品質を世界に発信し続けています。

ハンス・j・ウェグナー

デザイナー・ハンス J. ウェグナーの紹介

家具職人ハンス J. ウェグナー氏は、生涯で500脚以上の椅子をデザインした「椅子の巨匠」です。彼は木の特性を知り尽くし、構造の合理性と究極の座り心地を両立させることに生涯を捧げました。その妥協なきデザインを実現したのが、創業者カール・ハンセンの工房でした。デザイナーの高度な要求に職人技で応え続けたこのパートナーシップなくして、Yチェアをはじめとする数々の名作は生まれなかったと言えるでしょう。まさに、才能と技術の幸福な出会いの物語です。

カール・ハンセン&サンの歴史

1908

創業

家具職人カール・ハンセンがデンマークで工房を設立。注文家具を手作りし、創業時から妥協のない品質と卓越した木工技術という哲学を確立した。

創業当時のカールハンセン

1934

第二世代への継承

息子のホルガー・ハンセンが事業を継承。父のクラフトマンシップを守りつつ、量産体制と外部デザイナーとの協働を模索し、後の飛躍への布石を打つ。

ホルガー・ハンセン

1949

ハンス・J・ウェグナーとの出会い

ホルガー・ハンセンが若きデザイナー、ハンス J. ウェグナーと出会う。その才能に惚れ込み、新たな椅子シリーズのデザインを依頼。ブランド最大の転機となる。

ハンス・J・ウェグナー

1950

ウェグナー 名作コレクション誕生

1950年、ウェグナーはCH22やCH24(Yチェア)を含む初期コレクションを発表。クラフトマンシップと機能美を融合させたこれらの椅子は世界的成功を収め、カール・ハンセン&サンを代表する存在となる。

CH24 Yチェア

2002

世界への躍進

創業者の孫クヌッド・エリック・ハンセンがCEOに就任。国内中心だったブランドを国際舞台へ引き上げるため、ウェグナー作品の価値を再定義し世界戦略を推進。

カールハンセン

2010~

巨匠が導くリ・デザイン

デザイン遺産の再発掘と拡張 ウェグナーの未発表作を次々と復刻。さらにコーア・クリントなど他の巨匠の作品も加え、デンマークデザインを代表するブランドとしての地位を確立した。

safari chair

現在

未来への継承と進化

世界中に拠点を広げ、安藤忠雄など現代デザイナーとも協働。伝統の職人技とサステナビリティを両立させ、未来のクラシック創造に挑戦し続けている。

カールハンセン

CARL HANSEN & SON(カールハンセン&サン)の正規代理店 | Shinc lab.(シンクラボ)


Shinc lab.(シンクラボ)は、カール・ハンセン&サンの正規代理店です。 当店でご購入いただいた商品は、最長5年のメーカー保証となります。

また、ご購入前の商品についてのご相談や、お手入れ方法、張り替えに関することなど、 気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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