ルイスポールセン中古品購入の注意点-正規代理店が解説するチェックポイント

ルイスポールセン中古品購入の注意点-正規代理店が解説するチェックポイント

「憧れのルイスポールセンを、少しでも安く手に入れたい」 そう考えて、メルカリやオークションサイトを探し回っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、定価よりも安く手に入る中古品は魅力的です。

しかし、照明器具は、単なるインテリアではなく、電気を通す「精密機器」です。安易な中古購入には、火災リスクや、結果的に高くつく「見えないコスト」が潜んでいます。

この記事では、中古品を選ぶ際の知識と、新品と中古品の費用対効果について解説します。

この記事でわかること
  • PH5やパンテラなど、人気モデルの中古相場と「適正価格」
  • プロ直伝!偽物や故障品をつかまないための7つのチェックリスト
  • 意外な事実:20年使うなら「中古」より「新品」の方が安くなる理由
  • 茨城県内で複数店舗を展開する正規店が教える、後悔しない照明の選び方

目次


1. なぜ今、中古のルイスポールセンが人気なのか?

時代を超えて愛されるルイスポールセンの照明が、今、中古市場でも高い人気を集めています。その背景には3つの理由があります。

1-1. 手の届く「価格の魅力」

ルイスポールセン PH5

PH5などの名作は16万円を超える高価格帯です。「新品には手が届かないけれど、どうしても欲しい」という方にとって、中古品は憧れを実現する選択肢の一つに見えるかもしれません。

1-2. 廃盤カラーやヴィンテージの「希少性」

ルイスポールセン PH2/2 Luna

生産終了した「廃盤モデル」や限定カラーは、現行品にはない価値を持ちます。これらを求めてあえて中古(ヴィンテージ)を探すコレクターも多く存在します。

1-3. サステナビリティへの意識

ルイスポールセン テーブルランプ

「良いものを長く使い、次世代へ受け継ぐ」。高品質なルイスポールセンだからこそ可能なこのサイクルは、環境意識の高い現代の価値観とも合致しています。

2. 購入前に知りたい!人気モデル別・中古価格のリアルな相場【2026年版】

人気モデルの新品定価と、中古市場での一般的な取引価格(良品)の目安を押さえましょう。

主要モデルの中古価格帯目安

モデル名 新品定価(税込)※ 中古価格帯(良品) 中古価格帯(並品・要修理)
PH5 約161,700円 約70,000円~110,000円 約30,000円~60,000円
パンテラ ポータブル 約39,600円~ 約25,000円~35,000円 約10,000円~20,000円
AJ テーブル 約169,400円~ 約60,000円~100,000円 約25,000円~50,000円
NJP テーブル 約99,000円~ 約45,000円~70,000円 約20,000円~40,000円

※新品価格は2026年2月1日改定後の価格です。2026年1月31日までは旧価格が適用される場合があります。
中古価格は主要フリマサイト及び当店への問い合わせ事例に基づく2026年1月時点の目安です。

「安すぎる」個体の正体とは

もし、相場よりも極端に安い(例:PH5が2万円台など)個体を見つけたら、警戒してください。その場合、以下のいずれかである可能性が高いと考えられます。

  • 悪質な偽物(リプロダクト品)
  • 修理不可能な故障を抱えたジャンク品
  • 盗品などの訳あり品

3. 【保存版】プロが教える!後悔しないための中古品7つのチェックポイント

ここからが本題です。スマホ片手にチェックできる、プロ直伝の見極めポイントを7つに厳選しました。

3-1. 真贋の見極め方(ロゴ・光・仕上げ)

ルイスポールセン ロゴ

ロゴと刻印:本物には必ず「Louis Poulsen」のロゴシールや刻印があります。最近の精巧な偽物はシールまで真似ていますが、フォントが微妙に太かったり、滲んでいたりします。

光の質:PH5などの多層シェードは、「光源が直接見えない(グレアフリー)」ように計算されています。偽物は単に形を真似ただけで、横から電球が丸見えだったり、不快な眩しさがあったりします。

3-2. シェードの状態(歪み・変色)

ルイスポールセン PH5

歪み:シェードを真横から見て、水平ラインが崩れていないか確認してください。アルミ製のシェードは一度歪むと元に戻らず、光の美しさが台無しになります。

変色:特に白い塗装は、経年劣化で黄ばみが出やすい箇所です。

3-3. 電気系統とPSEマーク(火災・保険リスク)

ルイスポールセン リビング

これは特に注意が必要な点です。

PSEマーク:日本の電気用品安全法に適合した証である「PSEマーク」が無い製品の販売・陳列は、国内で法的に禁止されています。個人が使用すること自体は法律上禁止されていませんが、安全性の観点から強く推奨されません。

リスク:PSEマークのない製品から火災が発生した場合、火災保険が適用されない可能性があります。「ヴィンテージだから仕方ない」では済まされないリスクです。

参照元:電気用品安全法(METI/経済産業省) - https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/

3-4. 【重要】ポータブル照明のバッテリー寿命と基盤

ルイスポールセン パンテラ ポータブルランプ V3「パンテラ ポータブル」など、近年人気の充電式モデルを中古で買う際は要注意です。

バッテリー寿命内蔵バッテリーはスマホと同じ消耗品です。前の持ち主が酷使していた場合、購入直後でも「すぐ消える」「充電できない」といったトラブルが起こる可能性があります。

基盤故障:多くのポータブル照明はユーザー自身でバッテリー交換ができません。修理には高額な費用がかかることが多く、新品を買うより高くつくケースがあります。

3-5. 並行輸入品の「電圧・ちらつき」リスク

ルイスポールセン NJPテーブル

「海外正規品」として安く売られている並行輸入品は、日本の電圧(100V)に最適化されていません。

症状:電球のちらつき(フリッカー)、電球寿命の極端な短縮、異音などが発生することがあります。日本国内の正規サポートも受けられません。

3-6. 付属品とコード長の確認

ルイスポールセン トルボー155

コード長:前のオーナーに合わせて短くカットされていることがあります。ご自宅の天井高に合うか必ず確認を

フランジカバー:天井の接続部を隠すカバーは、デザインの一部です。欠品していると別途購入が必要です。

3-7. 修理履歴と純正パーツ

ルイスポールセン PH2/1 テーブルランプ

過去に修理されている場合、純正パーツが使われているかが重要です。ホームセンターの汎用パーツで無理やり修理された個体は、ルイスポールセン本来の光を再現できません。

4. どこで買う?購入ルート別のリスクレベル比較

購入ルート リスク 特徴
フリマアプリ・オークション 最も安く買える可能性があるが、偽物・ジャンク・梱包不備のトラブルも最も多い。全て自己責任。
総合リサイクルショップ 実物を見られるが、店員に専門知識がない場合、内部の欠陥が見落とされていることも。
ヴィンテージ専門店 専門家によるメンテナンス済みで安心。ただし価格は高く、新品定価を超えることもある。

5. 実は新品が得?「20年使う」視点で考えるコストパフォーマンス

「新品は高い」と思っていませんか?ここで、少し視点を変えて計算してみましょう。 ルイスポールセンの照明は、流行り廃りがなく、頑丈で、適切にメンテナンスすれば20年、30年と使い続けられる設計になっています。

PH5(定価 161,700円)を20年使った場合

1年あたりのコスト: 8,085円
1ヶ月あたりのコスト: 約674円
1日あたりのコスト: 約22円
1日あたりの費用に換算すると約22円です。

一方、中古品はどうでしょうか。
購入価格:9万円(定価の約6割想定)
想定残存寿命:10年(電気系統の劣化を考慮した場合の例)
1日あたりのコスト:約25円

この例では、寿命まで考慮した「日割りコスト」で見ると、新品の方が安くなることがわかります。 さらに新品にはメーカー保証が付き、故障時のサポートも万全です。リセールバリュー(売却時の価格)も高く維持されます。

目先の数万円の安さを取ってリスクを背負うか。 正規新品を選び、最良の状態から自分だけの歴史を刻んでいくか。 これらの点を考慮し、どちらがご自身の使い方に合うか判断することが重要です。

6. Shinc lab.がご提案できること - 茨城県内で複数店舗を展開する正規パートナーショップとして

Shinc lab.(シンクラボ) つくば店

もし、まだ迷われているようでしたら、ぜひ一度Shinc lab.にご相談ください。

・実物でしかわからない「光の質」を体感
当店では、人気のPH5やパンテラをはじめ、多数のモデルを展示しています。写真では伝わりにくい「光の柔らかさ」を、ご自身の目で確かめてください。

・正規店ならではの「生涯サポート」
Shinc lab.でご購入いただいた製品は、保証期間内はもちろん、その後のメンテナンスや修理、パーツの手配まで、私たちが責任を持ってサポートいたします。安心して、長く愛用していただけます。照明選びでご不明な点は、こちらからお気軽にご相談ください。

まとめ

ルイスポールセンの中古品購入には、真贋、安全性、バッテリー寿命など、多くのリスクが伴います。

  1. 「安さ」には必ずリスクという対価がある
  2. PSEマークのない製品は火災・保険リスクが高い
  3. 日割り計算すれば、正規新品が長期的にコスパが良いケースも多い

この3つの真実を理解した上で、後悔のない選択をしてください。 「本物の光」と共に暮らす喜びを、私たちShinc lab.はお届けします。

お気軽にお問い合わせください

サイズ選びやお手入れ方法、商品ページに掲載していない商品についてもご相談いただけます。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人


宗形 裕美

宗形 裕美
株式会社シンクラボ EC事業部マネージャー

Shinc lab.のEC担当として、オンラインショップ運営や商品ページ改善、読み物コンテンツの制作に携わっています。インテリアが好きで、日々「暮らしに馴染むもの」を探求中。子育てをしながらの生活目線も大切に、買って終わりではなく“使い続けたくなる”視点で、選び方や楽しみ方をわかりやすくお届けします。

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