Nychair X(ニーチェアエックス)の歴史

Nychair X(ニーチェアエックス)の歴史

はじめに

Nychair X(ニーチェア エックス)は、1970年に日本人デザイナーの新居 猛(にい たけし)氏によって生み出された椅子の名作です。「多くの人に愛されるカレーライスのような椅子」を目指し、優れた座り心地、約6.5kgという軽量性、そして折り畳んで自立する機能性を、手頃な価格で実現しました。日本の住環境を考慮した設計でありながら、その普遍的なデザインは世界中で高く評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに選定されるなど、日本のモダンデザインを象徴する一脚として愛され続けています。

デザイナー新居 猛(にい たけし)

デザイナー新居 猛(にい たけし)

Nychair Xのデザイナー新居 猛(にい たけし)は、実直なものづくりに生涯を捧げた人物です。彼は「多くの人が買える価格で、最高の座り心地を」という明確な設計思想を掲げ、故郷の徳島で試作を繰り返しました。その結果、椅子は最小限の部品で構成され、約6.5kgという軽量性、そして折り畳んで自立する機能性を実現しました。彼のデザインは、デザイナーのエゴではなく、使う人の暮らしへの細やかな配慮と機能性を追求した結晶であり、世界中で愛される日本のモダンデザインの傑作を生み出しました。

Nychair X(ニーチェア エックス)の歴史

1970

新居 猛によるデザイン

デザイナー新居 猛が「多くの人に愛されるカレーライスのような椅子」を目指し考案。安価で座り心地が良く、日本の住環境に合う、という明確な理念があった。

新居 猛によるデザイン

1970

数々のデザイン賞を受賞

発表後すぐに、国内外で高い評価を獲得。ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに選定されるなど、そのデザインの普遍性が証明された。

Nychair X(ニーチェアエックス)

1986

ロングライフデザイン賞受賞

発売以来、基本的なデザインを変えずに生産が続けられていることが評価され、グッドデザイン賞の「ロングライフデザイン賞」を受賞。時代を超える価値を確立。

>ロングライフデザイン賞受賞

現在

普遍的デザインの継承

製造元は時代と共に変わりながらも、オリジナルデザインは忠実に守られています。その普遍的なデザインと機能性は、国境や時代を超えて世界中の人々の暮らしに寄り添い続けています。

普遍的デザインの継承

Nychair X(ニーチェアエックス)の正規代理店 | Shinc lab.(シンクラボ)

 

Shinc lab.は、Nychair(ニーチェア)の正規代理店です。ご購入前の商品についてのご相談や、お手入れ方法、張り替えに関することなど、気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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