vitra(ヴィトラ)の歴史

vitra(ヴィトラ)の歴史

はじめに

1950年にスイスで創業したVitra(ヴィトラ)は、チャールズ&レイ・イームズやジャン・プルーヴェといったミッドセンチュリーの巨匠たちの名作家具の製造権を獲得し、そのデザインを世界に広めてきました。単なる家具メーカーという枠に留まらず、ドイツの自社敷地内に著名建築家による建築群「ヴィトラ・キャンパス」を築き、デザインミュージアムを運営するなど、デザイン文化の発展に大きく貢献しています。ホーム、オフィス、公共空間まで、革新的な製品を通じて空間の力を探求し続けているブランドです。

ウィリー・フェールバウムー

創業者ウィリー・フェールバウムの紹介

創業者ウィリー・フェールバウムは、単なる経営者という枠を超えた、優れたデザインを見出す「発見者」でした。1950年代、彼はアメリカでチャールズ&レイ・イームズ夫妻の革新的な家具に出会い、その才能に衝撃を受けます。そして、すぐさま夫妻と交渉し、ヨーロッパでの製造販売権を獲得しました。このフェールバウムの慧眼(けいがん)と情熱がなければ、イームズ夫妻のデザインがこれほどまでに世界に広まることはなかったでしょう。ヴィトラの歴史は、一人の創設者の感動から始まったのです。

vitra(ヴィトラ)の歴史

1950

創業

ヴィリー・フェールバウムがスイスで店舗什器メーカーとして創業。当初は家具ブランドではなく、店舗やオフィスの内装を手掛ける会社からのスタートだった。

創業当時のカールハンセン

1953

イームズ夫妻との出会い

創業者がアメリカ旅行中、チャールズ&レイ・イームズの椅子に偶然出会い衝撃を受ける。この発見が、ヴィトラの未来を決定づける最大の転機となった

チャールズ&レイ・イームズ

1957

ヨーロッパでの製造権獲得

イームズやジョージ・ネルソンが所属するハーマンミラー社とライセンス契約を締結。ヨーロッパにおける彼らの家具の製造・販売を開始し、歴史が大きく動く。

イームズ

1989

ヴィトラ・デザイン・ミュージアム開館

自社の工場敷地内に、世界的な建築家フランク・ゲーリー設計の美術館を開館。単なる家具メーカーではなく、デザイン文化全体を担う存在へと昇華した。

ヴィトラ・デザイン・ミュージアム

vitra(ヴィトラ)の正規代理店 | Shinc lab.(シンクラボ)


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