ルイスポールセン PH 5 ペンダントライト パステル 2色
北欧の名作照明と言ったら「PH5」
北欧の名作照明の代名詞「PH5」。誰もが一度は雑誌やテレビで目にした事があるはず。1958年ポール・ヘニングセンがデザインし、今日まで世界中で愛されているペンダントライトです。発表から60年以上が経ち、カラーバリエーションが豊富になりました。
発売当初から色褪せる事ないタイムレスなデザイン。
インテリアも洋服のように流行りの移り変わりがある中、PH5はどんな時でも変わらずに私たちを魅了し続けています。
永く愛される名作照明。お子様やお孫様、そしてその先まで、ご自身の手を離れても引き継いでいける愛すべき照明です。
PHシリーズって?
今さら聞けない気がしちゃう「PH5」について。こっそりお教えします。
まず頭に付いている「PH」からご説明を。ご存知の方も多いかもしれませんが、これはデザイナー「Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)」の頭文字から付けられており、日本では「ピーエイチ」と呼んでいます。その後に続く暗号のような数字。なんだこれは?と思いますよね。この数字は、シェードサイズの組み合わせを表しています。PH5は、「5」でシェードの直径が50cmとなります。
ポール・へニングセンが1926年に開発した3枚シェードシステム。そこから長年にわたり様々なモデルが生み出され、PHシリーズとなりました。
包み込まれるような優しい灯り。どうやって生み出されたの?
特徴的な包み込まれるような優しい灯り。PHのランプは、光のグラデーションが美しく、見つめているとホッとして安らぐ優しい光が空間を照らします。どこから眺めても眩しさを感じることがありません。
この光を生み出している秘密は、あの特徴的な形状にあり。
ポール・へニングセンは、「どうやって光をコントロールすべきか」というテーマに生涯の大半を捧げました。光源を効率良く、かつ効果的に活用するために、巻貝のカーブと同じ“対数螺旋(たいすうらせん)”と言う数学的な形が、照明の傘(シェード)に最も適していると考え、光の計算とテストを何度も繰り返し、見事応用する事に成功しました。
対数螺旋のカーブは、光がどの角度から当たっても同じ角度で反射します。この仕組みにより、なめらかな光のグラデーションが生み出されました。
「優しい光だと、薄暗いんじゃない?」
不思議なことに、心地よい優しい光でありつつも暗さを感じないんです。
それは、大きなシェードに光を反射させているから。空間全体に光が広がるので下方だけを照らす一般的な照明よりも明るさを感じます。また、下部にもしっかりと光を照らす形に設計されているので、お料理の色彩が鮮やかで、読書や勉強などの作業もストレスなく行えます。
どのくらいのダイニングテーブルに合うの?
明るさの感じ方には個人差があり、ダウンライトやフロアライトなどの有無にもよるので、一言で申し上げるのが大変難しいサイズなんですが・・・
テーブルとのバランスで言うならば、四角では1500~1800mm、円卓では1000~1300mmくらいに合わせるのがおすすめです。
ご心配な方は、一度ご連絡下さいませ。当店スタッフが、ご自宅の状況をお伺いしアドバイスをさせて頂きます。
【バランスよく、光量が充分に取れる高さ】あります。
ダイニングテーブルに合わせる場合、テーブルの手元が十分に照らせなければいけません。実は照明の光量を活かす高さがあるのをご存知ですか。
【ペンダントライトの下端からテーブル面までが、60~65cmくらいの高さ】がベストなんです。「え?ちょっと低くてぶつかりそうだし、邪魔じゃないの?」と思いますよね。Shinclab.のお客様でもそう言われる方が多くいらっしゃいます。私もPH5愛用者なんですが、購入時同じことを思いましが、実際に使用してみると邪魔に感じることは殆どありません。
また、「高く吊った方が明るいでしょう」と思われる方も。直接目に入る光が多くなるから明るく感じるんですが、でもそれは「眩しくなる」という事。高く吊ることで【眩しいけれど、手元は暗い】状態になってしまいます。
明るさを確保し、照明を見上げてもまぶしくないちょうど良い高さが【60~65cm】になります。そして空間バランスをみてもPH5が最も美しく見えるバランスだと思います。
「北欧照明の父」と呼ばれるポール・ヘニングセンとは?
ポールへニングセンは、ルイスポールセン社を象徴するデザイナーであり、ルイスポールセンの照明の基礎を築いた人物とも言われています。
彼は、デンマークの女優アグネス・へニングセンを母として、コペンハーゲンに生まれました。
1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、彼の興味は照明分野に移っていきました。
ルイスポールセン社とのコラボレーションは1925年に始まり、ヘニングセンが亡くなる1967年まで続き、数々の名作照明を生み出しました。
「ひどい照明の下で無関心に生活することもできる。しかし、いったん本物の照明を経験すれば生活は新たな価値で満ち溢れる」とのポール・へニングセンの言葉があります。
彼は、”光色 眩しさ、陰影を操作することで人々が心地よく暮らせる雰囲気を作り出す”というテーマを生涯通じて追求しました。
光を通じて人の生活や幸福のあり方をもデザインしようとした彼の哲学は、今もルイスポールセン社のセオリーであり世界中の照明文化に影響を与え続けています。
彼の代表作としてお馴染みなのが「PHシリーズ」です。
ポール・ヘニングセンのイニシャルからネーミングされ、その中でもPH5は1958年の発売以来、時代を超えて世界中の人々に愛され続けています。
当店は、louis poulsenのオフィシャルパートナーショップです。
ルイスポールセンジャパンの承認を得たパートナーショップ(正規取扱販売店)です。当店スタッフは、デザイナーの想いや、その商品の特性、設置と光量の関係などルイスポールセンジャパン社から直接研修を受けており、日々勉強を重ねております。
店舗では、商品の特性と共に照明の設置バランスや光量の関係を丁寧にご説明致します。
また、商品の不具合や故障などあった場合のアフターサービスも承っております。
当店でご購入頂いた商品は1年間のメーカー保証付きとなります。安心してご利用くださいませ。
北欧照明の代名詞、ルイスポールセンとは?
1874年に創業したデンマークの照明メーカーで、特徴的なシェードの形と、ホッとするような安心感を与える光の演出が特徴的です。
1924年に開催された「パリ万博」でポールヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、本格的に照明器具の発売を開始しました。
約100年以上「形態は機能に従う」というポールヘニングセンの理念のもと、照明器具自体のデザイン性ではなく、照明器具が作り出す「光をデザインする為の形作り」を大切にし製品づくりを続けています。
この精神は、近代照明のルーツとも言われており、世界の照明デザインに大きな影響を与え続けています。
製品の全てのディテールは、照明器具としての本来の目的である「照らすこと」を第一に、デザインの全ては光にはじまり光に終わるという考えのもと、シンプルで美しいデザインとなっています。同時に「スイッチを入れた時も、切った時も美しくあるべき」という理想もみたしています。
ルイスポールセン社が作り出す製品は、多様な空間に魅力的な雰囲気を作り出し、多くの人々に影響を与え続けています。
コード加工 | |
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サイズ |
φ500mm H267mm 全長 1910mm |
素材 |
シェード:アルミ |
光源 |
E26 LED電球(白熱球100W相当) |
納期 |
こちらの商品はお取り寄せ商品となります。通常ご注文確定後、約2-4週間以内での発送となります。 |
ブランド |
Louis Poulsen(ルイスポールセン) / デンマーク |
デザイナー |
Poul Henningsen(ポールヘニングセン) |
製品No. |
パステル・オイスター/ブルー/ローズ 5741940181 |
その他 |
引掛シーリング取付型、フランジ、コードハンガー付 |