ルイスポールセンのあるリビング|後悔しない選び方

ルイスポールセンのあるリビング|後悔しない選び方

北欧家具に興味をお持ちの多くの人が憧れの「ルイスポールセン」その美しい光はリビングを素敵な空間にできる、考え抜かれた構造の照明です。 しかし同時に「高額商品なため、失敗したくない」「自分のリビングに本当に合うのか?」「暗くて生活しづらくないのか?」といった不安を感じている方も少なくありません。

そんなルイスポールセンに興味はあるが、購入するのに検討をされている方のため、この記事では、リビングに合うルイスポールセンの選び方と魅力を、解説します。

この記事でわかること
  • リビングの広さにあわせた失敗しないサイズ選び
  • 「暗い」という不安を解消する、多灯分散テクニック
  • なぜおしゃれに見える?コーディネート実例

この記事の目次

1. なぜ世界中のリビングで愛されるのか?「光の質」という価値

ルイスポールセン PH3 1/2-2 1/2 フロアランプ

1世紀以上にわたり、世界中の家庭や公共空間で愛され続けているのがルイスポールセンです。単に「おしゃれだから」という理由だけでは説明できない、深い魅力がそこにはあります。なぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか、その理由を紐解いていきます。

1-1. 夕暮れ時の安らぎを与える「グレア・フリー」の光

ルイスポールセン エニグマ PH2/1テーブルランプ

ルイスポールセンの照明哲学の根幹には、「グレア・フリー」という考え方があります。グレアとは、不快に感じる眩しさのことです。デザイナーのポール・ヘニングセン※1は、ルイスポールセンと協力し、電球の光が直接目に入ることなく、かつ必要な場所を心地よく照らすためのデザインを生涯にわたって追求しました。

その哲学を結晶させたのが、複数のシェード(笠)を重ねたデザインです。光はシェードの内側で柔らかく反射を繰り返し、眩しい光の芯の部分がすべてカットされた、優しい光だけが空間に広がります。 それは、夕暮れ時を思わせる穏やかな光であり、落ち着きのある雰囲気をつくりだします。仕事や家事を終えた夜、リビングのソファに座ってこの光に包まれる時間は、何にも代えがたい癒やしとなります。これが、ルイスポールセンがただの「照明器具」ではなく、「光をデザインする」ブランドと呼ばれる所以です。

参照・引用元:https://www.louispoulsen.com/ja-jp/professional/about-us/designers/poul-henningsen

1-2. 100年後も色褪せない、機能的で美しいデザイン

ルイスポールセン PH5ルイスポールセンの製品は、流行に左右されない普遍的な美しさを備えています。代表作である「PH 5」が発表されたのは1958年ですが、半世紀以上経った今でもそのデザインは古さを一切感じさせません。

このタイムレスなデザインは、「形態は機能に従う」というデザイン哲学に基づいています。つまり、すべての形には光をコントロールするための明確な機能的意味があるのです。無駄な装飾を一切排し、光をどう届けるかという目的から逆算して設計されたデザインだからこそ、時代を超えて愛され続けるのです。リビングという家の中心に置くものだからこそ、資産価値のある本質的なデザインが選ばれています。

1-3. 夜の時間を変える「光の彫刻」

PH2/1 テーブルランプ

消灯しているときでさえ、その佇まいは一つのアートオブジェのようです。ルイスポールセンの照明は、しばしば「光の彫刻」と評されます。 しかし、その真価が発揮されるのはやはり夜です。スイッチを入れた瞬間、緻密に計算されたシェードの重なりが美しいグラデーションを生み出し、空間に奥行きとドラマチックな陰影を与えます。ただ部屋を明るくするのではなく、「夜の時間を楽しむ」ための空間をつくりだす。それがルイスポールセンのある暮らしです。

2. リビング向けルイスポールセンの選び方 5つのステップ

「いざ選ぶとなると、何から考えればいいの?」 そのような疑問にお答えするため、リビングにぴったりの一台を見つけるための5つのステップをご用意しました。よくある「失敗パターン」もあわせて紹介しますので、反面教師として参考にしてください。

2-1. ステップ1:リビングの「広さ」に合うサイズを知る

ルイスポールセン PH スノーボール

まず大切なのは、空間の広さと照明のサイズのバランスです。

【リビングの畳数別 おすすめペンダントライト直径】

リビングの広さ おすすめの直径 代表的なモデル例
~8畳 ø300~400mm PH 5 Mini, PH 3/2
8畳~12畳 ø400~500mm PH 5, PH 5/5, Patera ø450
12畳以上 ø500mm以上 PH 5, PH Artichoke, 複数吊り

※家具配置や天井高、梁の有無によって最適サイズは前後します。
天井が高いリビングなら少し大きめのモデルを選ぶと空間が引き締まりますし、逆に天井が低い場合は薄型のモデルがすっきりと見えます。

2-2. ステップ2:理想の「インテリアテイスト」から選ぶ

ルイスポールセン VL45リングクラウンフロアランプ

あなたのリビングは、どのような雰囲気ですか?ルイスポールセンはカラーバリエーションが豊富なので、インテリアのテイストにあわせて選ぶ楽しみがあります。

  • 北欧ナチュラル・シンプル:ホワイトや淡いグラデーションカラーがおすすめです。木製家具の温かみと調和し、クリーンで穏やかな空間を演出します。
  • モダン・シック:ブラック、モノクロームシリーズ、あるいはメタル素材(真鍮、カッパーなど)が空間を引き締め、洗練された印象を与えます。
  • ミッドセンチュリー・カラフル:思い切ってビビッドなカラーを取り入れるのも素敵です。イームズやパントンなど、デザイン史に残る名作家具との相性も抜群です。

2-3. ステップ3:「暗い」を解決する多灯分散のテクニック

ルイスポールセン VLリングクラウン AJフロア

「ルイスポールセンの照明は暗いと聞いたことがある」と心配される方もいますが、それは日本の一般的な「シーリングライト1灯で部屋の隅々まで明るくする」という感覚と比較しているからです。

リビング全体を均一に明るくするのではなく、「必要な場所に必要な光」を配置しましょう。これが最もおしゃれで快適な空間を作るコツです。

  1. メイン(食卓・中心): ペンダントライト(PH 5など)で視線を集めることを意識しましょう。
  2. コーナー(部屋の隅): フロアランプやテーブルランプを置く。壁や天井に光が反射し、部屋全体に奥行きと明るさ感が生まれます。
  3. 手元(ソファ横): 読書灯としてフロアランプを配置も組み合わせもおすすめです。

このように光を分散させることで、ホテルのラウンジのような、落ち着きのある上質な明るさを作りだせます。

ルイスポールセンは「暗い照明」ではなく、「心地よく明るさを感じる照明」だと理解していただくと間違いがありません。

2-4. ステップ4:「どこで、何をするか」で照明の種類を決める

ルイスポールセン AJフロア

リビングでの過ごし方を具体的にイメージしてみましょう。

  • ソファで読書や会話を楽しむなら:手元を優しく照らす「フロアランプ」が最適です。AJフロアランプなどは、光の向きを調整できるので非常に機能的です。
  • ダイニングテーブルで食事をするなら:食事を美味しく見せる「ペンダントライト」は欠かせません。テーブル面から60〜65cmの高さに吊るすのが、料理を照らし、かつ座った人の視界を妨げない黄金バランスです。
  • 空間のアクセントが欲しいなら:サイドボードの上や窓辺に「テーブルランプ」を置くと、空間に彩りと温かみが生まれます。パンテラポータブルのような充電式なら、好きな場所に気軽に持ち運べて便利です。

2-5. ステップ5:設置環境とコード長の確認

ルイスポールセン ペンダントライト

意外と見落としがちなのが、コードの長さと処理方法です。

【コードカット vs コードリール】

  • コードカット: 天井の高さやテーブルの高さにあわせて、最適な長さにカット加工をする方法です。見た目が非常に美しく、すっきりします。
  • コードリール: 市販のリールに巻いて長さを調整する方法です。将来的に引越しや配置換えの可能性がある場合は便利ですが、ルイスポールセンの美しいシルエットを損なわないよう、デザイン性の高いリールを選ぶことをおすすめします。

3. スタイル別リビングコーディネート実例

ここでは、私たちが手掛けた事例や世界中の美しいリビングから、代表的なコーディネートを解説します。なぜその組み合わせがおしゃれに見えるのか、その理由に注目してください。

3-1. 北欧ナチュラルスタイル × PH 5 クラシック・ホワイト

ルイスポールセン PH5

木の温もりを感じるオーク材のフローリングや家具には、やはり王道の「PH 5」クラシック・ホワイトが鉄板です。ここでのポイントは、PH 5の内部リフレクター(反射板)に使われている「赤」と「青」の色味です。これが光に温かみを与え、木製家具の自然な色合いをより美しく引き立てています。Yチェアなどのペーパーコード素材とも調和し、心地よいと感じやすい空間になります。

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3-2. モダンシンプルスタイル × AJフロア ブラック

ルイスポールセン AJフロア

白壁にグレーのソファ、モノトーンで統一されたモダンなリビングです。ここに「AJフロアランプ」のブラックを投入します。 AJシリーズの直線的でシャープなシルエットは、空間を引き締める「線」の役割を果たします。あえて部屋のコーナーやソファサイドに黒いラインを入れることで、空間がぼやけず、洗練された都会的な印象に仕上がります。

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3-3. ジャパンディ(和モダン)スタイル × PH 2/1 ペンダント

ルイスポールセン PH2/1ペンダントライト

和の静けさと北欧の機能美を融合させたジャパンディスタイルです。低めの家具で構成された空間に、ガラスシェードの「PH 2/1 ペンダント」をあわせます。 乳白ガラス(オパールガラス)を通した光は、和紙を通した光(行灯など)と非常に似た柔らかさを持っています。そのため、畳スペースや障子のある空間にも違和感なく溶け込みます。小ぶりなサイズを低めに吊るすことで、日本的な「床座」の視線にも馴染む落ち着きが生まれます。

▶︎PH2/1ペンダントライトの商品ページへ

3-4. ミッドセンチュリースタイル × パンテラ フロア

ルイスポールセン パンテラフロア

ヴィンテージ家具や個性的なラグが並ぶ遊び心ある空間には、有機的なフォルムの「パンテラ フロア」が主役になります。 パンテラのアクリルシェードは、光を透過して照明全体が発光体のように輝きます。これが空間にリズムとポップな印象を与えます。消灯時も彫刻的なオブジェとして存在感を放つため、個性的な家具に負けないアクセントになります。

▶︎パンテラ フロアの商品ページへ

4. ワンランク上の空間へ。プロが教える名作家具との組み合わせ術

ルイスポールセンの照明は、それ自体が主役級の存在感を放ちますが、他の名作家具と組み合わせることで、その魅力はさらに輝きを増します。

4-1.Carl Hansen & Son (Yチェア) × PH 5

ルイスポールセン PH5 ペンダントライト CH24 Yチェア

デンマークデザインを代表する組み合わせの一つが、ハンス J. ウェグナーの「CH24 Yチェア」とポール・ヘニングセンの「PH 5」です。同じ国のデザイン哲学から生まれたこの二つは、親和性が高いことで知られています。ダイニングスペースにこの組み合わせがあれば、そこはもうデンマークそのものです。

▶︎CH24(Yチェア)の商品ページへ

4-2. MARUNI COLLECTION (HIROSHIMA) × VL45 ラジオハウスペンダント

HIROSHIMAアームチェア VL45ラジオハウスペンダント

深澤直人氏が手がけた「HIROSHIMAアームチェア」と、ヴィルヘルム・ラウリッツェンがデザインした「VL45 ラジオハウスペンダント」の組み合わせもおすすめです。HIROSHIMAアームチェアのやわらかな曲線美と、VL45の穏やかで包み込むような光が響き合い、国境や時代を越えて互いの魅力を引き立てます。静かで詩的な空間が生まれます。

▶︎HIROSHIMAアームチェアの商品ページへ

▶︎VL45ラジオハウスペンダントの商品ページへ

5. 「Shinc lab.」で本物の安心を手に入れる

私たちShinc lab.(シンクラボ)は、茨城県のルイスポールセン公式パートナーショップです。それは、私たちが単に商品を販売するだけでなく、その背景にあるデザイン哲学やブランドの想いまで、お客様に正しくお伝えし、購入後のサポートまで責任を持つ役目を担っていま
す。

実店舗で「光」を体感する

Shinc lab.つくば店

ひたちなか市とつくば市にある私たちのショールームでは、実際にPH 5やAJフロアランプなど、様々なモデルを展示しています。「写真だけではサイズ感や明るさが不安…」という方は、ぜひ一度ご来店ください。夕方以降にご来店いただければ、実際の「夜の光」の美しさもご体感いただけます。

オンラインでも安心のサポート

遠方のお客様には、オンラインストアをご利用いただけます。コードカットのご相談や、お部屋の写真を見ながらのコーディネート提案も承っております。「ウチのリビングにはどれが合う?」と迷ったら、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

ルイスポールセンの照明は、リビングをただ明るくするだけでなく、空間の質そのものを高め、日々の暮らしに豊かさをもたらしてくれます。 後悔しないためには、「広さに合ったサイズ選び」「多灯分散による明るさ確保」「コード長の調整」が重要です。

この記事でご紹介した選び方や実例を参考に、ぜひあなただけのお気に入りの光を見つけてください。もし迷われたらいつでも、私たちShinc lab.にご相談ください。お客様の空間づくりを、専門知識を持ってお手伝いします。

お気軽にお問い合わせください

サイズ選びやお手入れ方法、商品ページに掲載していない商品についてもご相談いただけます。ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人


宗形 裕美

宗形 裕美 
株式会社シンクラボ EC事業部マネージャー

Shinc lab.のEC担当として、オンラインショップ運営や商品ページ改善、読み物コンテンツの制作に携わっています。インテリアが好きで、日々「暮らしに馴染むもの」を探求中。子育てをしながらの生活目線も大切に、買って終わりではなく“使い続けたくなる”視点で、選び方や楽しみ方をわかりやすくお届けします。

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